高解像度の街頭防犯カメラの必要性
2020年12月10日 16時45分
確実に証拠として利用するならば高画質の設置が必須です。地デジハイビジョン放送と同程度の200万画素でも40万画素とほとんど価格差もありません。
高感度機能が高いものを適切な場所に設置すればいいでしょう。理想的には4Kネットワークカメラです。
では、導入する前にしっておきたいことをまとめておきましょう。
4K画像になると画像はクッキリ鮮明になります。街頭防犯カメラで使っている解像度は次の通りです。
・4K……3840×2160
・Full HD……1920×1080
・HD……1280×720
・SD……720×480
4KはFullHDと比べても4倍のサイズですし、SDと比べたら24倍。画像が大きくなれば撮影した映像の情報も多くなります。ですが問題点もあります。
ネットワーク声帯コストが増えること!
ネットワークカメラで街頭防犯カメラを使う場合は、撮影した映像を遠く離れた場所で監視しますのでデーターを送信しなければなりません。一番小さいSDサイズの画質ならばネットワークへの負担も少ないので影響もなかったです。
しかし、4Kサイズになると巨大化しますので声帯への負担も大きくなり、スムーズに送信したいならば声帯幅を拡大しなければなりません。
コストが増えてしまうのです。
記録媒体コストが増えます!
最新の4Kを導入すると記録媒体のコストも増えます。記録媒体はストレージと呼ばれ、街頭防犯カメラで撮影した映像の保存期間が長ければ、高解像度の映像データを長期間保存しなければなりません。
従来の低解像度のものよりも大容量の記録媒体が必要ですし、SD と4Kでは24倍のデータ容量の差になるのです。
記録媒体も24倍のスピードでいっぱいになります。思わぬコスト負担になりますから、カメラだけの料金を考えていると失敗します。